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資金計画のお話

皆さんこんにちは。武長のタケマサです。

 

別のブログで以前住宅購入のための資金計画についてお話をしたことがあります。それが2020年の頃のことです。まだ当時は「金利が上がるぞ!」なんて言っても上がる気配のない時期でした。でも今はそうではありません。実際に固定、変動とも上昇基調です。そんなときこそ正しい資金計画を知っていただきたいと考えました。当時の記事も併せて若干現在の情勢も踏まえながら再度お話していきたいと思います。これからマイホームという方も、マイホームはまだという方も家計改善のお話しにもなりますので、ご参考にしていただければと思います。では1回目のお話は「家賃と返済金額です」

 

人生最大の買い物はマイホームではなく住宅ローンです。なぜなら、金利やそのほかの条件で2,000万円の家を3,000万円、4,000万円で買うことになる。1億円払っても返済が終わらないケースも制度や法律の枠内であり得るというお話です。これは、金利というものがかるからです。2,000万円の家を2,000万円で購入できるのはキャッシュ、現金で購入される方のみです。故に一番高い買い物は住宅ローンなんです。家づくりと同じくらいのエネルギーを住宅ローン、資金計画に掛けなくてはいけないということですね。相手(住宅ローン)を知り作戦(資金計画)を組めば怖いことはありません。楽しく幸せな新生活が待っています。

 

これから不定期になりますが、資金計画についてお話していきたいと思います。ご興味のある方は…そうじゃないです。住宅購入を検討されている方はぜひお付き合い下さい。今日は「家賃と返済」です。お客様に「月々のご返済のイメージは?」と伺うと「今払っている家賃が6万円なので6万円で」とお答えになる方が多いです。家賃の金額を基準に返済額を決めるということですね。実際に今お支払になれているのでイメージしやすいのだと思います。

 

家賃というのはどうやって決まるのでしょう。立地・築年数・間取。部屋の向き・設備・セキュリティー…などなど、人気の高いものは高くなり、条件の悪いものは安くなる。需給のバランスで決まります。

 

対して、住宅ローンは金利のかたまりです。元本の金額と金利、返済期間によって返済金額は決まります。どうでしょう。金額の決まり方が違うもの。種類が違う支出と感じられませんか?価値の違いと言ってもいいです。「1万円と1m、どちらが大きいですか?」と聞かれても答えられませんよね。

 

元利均等法という返済方法が一般的には採用されます。これは返済当初は元本が大きいですから金利を多く元本を救いなく返済する。元本が減ってくれば金利も少なくなるので元本分の返済額を増やして、返済終了までなるべく一定金額の返済が可能にできる返済方法です。月々6万円の返済なら金利は12,200円、元本は47,800円です。これは金利0.65%の時の計算です。金利1.5%では24,000円が金利、36,000円が元本。2.73%(以前、何年も変わらなかった変動金利)では金利が36,900円、元本は23,100円となり、金利と元本が逆転します。これでも低金利と言われたレベルです。昔の住宅金融公庫の基準金利5.5%では60,000円の内50,640円が金利、元本が9,360円です。(金額は概算)

 

どうでしょう。家賃と同額で返済金額を決めるのは危険ですね。もう少し金利が上がると返済額を金利が上回るようになります。金利分の返済に不足が生じますから、借入残高が増えていく、返済してもローン残高が増える。エンドレスローンの状態になります。大袈裟でしょうか?バブル期の住宅ローン金利は10%だったことがあります。以前は3.6%の金利を低金利と呼んでいました。もう一度申し上げます。「家賃は金利の影響を受けない支出、住宅ローンは金利のかたまり」なのです。お金の種類が違うのです。お家賃は返済金額の基準にならないとお考え下さい。では何を基準に決めるのか…次回お話ししましょう。

 

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